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8年前に見たことをすっかり忘れていた~「トーマの心臓」

私は、漫画家、萩尾望都さんの大ファンで、中でも「トーマの心臓」が大好きです。
セリフも殆ど覚えているほど。

先月、この作品の舞台というのを初めて見て、紙の上だけのイメージだった作品が
実体化していることに不思議な感動を覚えてきました。
ユーリもオスカーもエーリクも、役者さんは日本人だし、10代ではないけれど、
原作のイメージそっくり。
特にユリスモールを演じた山本芳樹さんは、一つ一つの動きすべてにユーリの
几帳面な性格が出ていて、生身のユーリに惚れてしまいました。

ところで、ネットを検索していたら、私自身が2002年にこの舞台を見ていたことを発見。
テレビで放映されたものを見たようなのですが、まったく記憶がないのです。ここのブログにもしっかり感想を書いているというのに…
さらに、「これは違う!」という否定的な意見ばかり書いているようで、これまたびっくり。
配役が違ったからでしょうか、テレビと生の舞台を見るのでは違うのでしょうか。

以下は2002年12月2日に書いた内容です。
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いくら登場人物がマンガと同じような格好をしていても、同じセリフを喋っていても、「違う!」と思わざるを得ませんでした。
10代前半の少年たちを、しっかり声変わりした大人たちが演じています。それは仕方ないとしても、もっと演技でカバーして欲しいと思いました。純粋な少年たちが、男同士の不自然な形にゆがめられ、セリフも観客まで届かせようとするためか、繊細な気持ちが出ていません。原作に忠実にしようとするあまり、逆にぎくしゃくした感じになってしまった気がします。

学生の頃、友人たちと役を決めて演じあった思い入れの強い作品、私だったらこうは演じない、もっと本気で心をこめてやってほしい、と素人ながらに思ってしまったのでした。

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こう思った原因はおそらく…
TVで放映されるものというと映画やドラマがメインなので、舞台を放送すると
舞台に特徴的なセリフの発声や演技が、TV画面を通すことで不自然に見えてしまった
からでは、と思います。

それにしても、自分がこんなことを書いていたことは勿論、一度舞台を見ていたことをすっかり忘れていたことにびっくりです。

今年の公演は終わりましたが、NHK-BSの収録に来ていたそうなので、そのうちまた放送してくれるのではないかと思います。
今度は、TVで舞台を見て、どんな感想を持つかなぁと思います。

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