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2010年4月に作成された記事

骨髄移植ドナーの件、その後

先日、骨髄移植推進財団から来たアンケートに対し、
ドナー希望の旨と、今の健康状態などを書いて返送したところ、
今日、財団の方から電話がありました。

実は私は現在、不育症の治療中なのですが、妊娠したら勿論ドナーにはなれません。
まだドナーになるか決まったわけではないのですが、
今からいったん治療を中断しなければならないと、説明を受けました。
となると、数ヶ月、場合によっては1年ほど、治療をやめることになります。
私の場合、出産に適した年齢からどんどん遠ざかっているので、
こんな時に数ヶ月でも時間が経つというのはかなり厳しいので、
とりあえず、即答はできず、考えてから改めて回答しますと答えました。

骨髄移植のドナーは、大抵5人ほどの候補者が選ばれて、
その中で最適な人を絞り込んでいくそうです。
私は、たぶん自分が選ばれることはないだろうと思っていたので、
絞り込まれるまで待ってから、治療をやめればいいと考えていました。
しかし、絞込みがされる前の段階で、既に「ドナーになるつもり」になって、
それに合わせていかなければならない、ということがよくわかりました。
それだけの覚悟をしなければならない、ってことですね。

そう考えると、骨髄移植って究極のボランティアだと思いました。
健康にも将来にも問題がない人でもリスクはありますが、
時には私のように、自分の将来のプランも一旦諦めなくてはならないことにもなります。
それは、もしかしたら自分のチャンスを永遠に失ってしまうことにも…
どうやら、思っていた以上の、相当の覚悟がいりそうです。
大袈裟に言うと、自分の人生を犠牲にしてまで、全く知らない他人の命を救えるかどうか…

どのような選択をするにしろ、後悔しないということはないでしょう。
でも、できるだけ自分で納得のいく答えを出したいと思います。

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12年目にして来た案内

今日、郵便ポストに雨で少し湿った大きな封筒が入っていました。
差出人は、(財)骨髄移植推進財団
いつもは小さな封筒の「骨髄バンクニュース」がたまに来るだけなのに、今日は「重要」「親展」のハンコがついています。
もしや…とドキドキしながら開封すると、やはりドナー候補の一人に選ばれたという内容でした。

実は12年ほど前、骨髄バンクに登録したものの全くお知らせがないので、
"私と同じHLA型の人は病気にならないのかな?"などと思っていたところでした。
日本では、バンクへの登録者は30万人を超え、これだけいると患者さんの94%に適合者がいるという計算になるので、"私でなくても誰かに行くのだろう"なんて思っていたところでした。

それはさておき、中に入っている沢山の説明書を読み、アンケートや問診票に記入して返送しなくてはなりません。

ドナーになれる人の条件は結構厳しくて、健康であっても、
・ヨーロッパへの渡航歴がある人(クロイツフェルトヤコブ病関連で)
・過去1年以内に、アジア、オセアニア、アフリカ、中南米に3ヶ月以上いた
・ピアスをしたことがある
・入れ墨をした
などでもひっかかるようです。

おっと、私は1日だけイギリスへの滞在歴がありました。
おまけに、今年受けた人間ドックで「要精密検査」になった項目があるし…
本人は健康なつもりでも、移植するレベルとなると駄目かもしれません。
人の命が関わることですしね。
こんなことなら、もっと健康に注意して、早めに治療を受けておくのだった。
でも、渡航歴は消せないしなぁ。一体どうなることやら。

これからもう一度、説明書をよく読もうと思います。

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8年前に見たことをすっかり忘れていた~「トーマの心臓」

私は、漫画家、萩尾望都さんの大ファンで、中でも「トーマの心臓」が大好きです。
セリフも殆ど覚えているほど。

先月、この作品の舞台というのを初めて見て、紙の上だけのイメージだった作品が
実体化していることに不思議な感動を覚えてきました。
ユーリもオスカーもエーリクも、役者さんは日本人だし、10代ではないけれど、
原作のイメージそっくり。
特にユリスモールを演じた山本芳樹さんは、一つ一つの動きすべてにユーリの
几帳面な性格が出ていて、生身のユーリに惚れてしまいました。

ところで、ネットを検索していたら、私自身が2002年にこの舞台を見ていたことを発見。
テレビで放映されたものを見たようなのですが、まったく記憶がないのです。ここのブログにもしっかり感想を書いているというのに…
さらに、「これは違う!」という否定的な意見ばかり書いているようで、これまたびっくり。
配役が違ったからでしょうか、テレビと生の舞台を見るのでは違うのでしょうか。

以下は2002年12月2日に書いた内容です。
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いくら登場人物がマンガと同じような格好をしていても、同じセリフを喋っていても、「違う!」と思わざるを得ませんでした。
10代前半の少年たちを、しっかり声変わりした大人たちが演じています。それは仕方ないとしても、もっと演技でカバーして欲しいと思いました。純粋な少年たちが、男同士の不自然な形にゆがめられ、セリフも観客まで届かせようとするためか、繊細な気持ちが出ていません。原作に忠実にしようとするあまり、逆にぎくしゃくした感じになってしまった気がします。

学生の頃、友人たちと役を決めて演じあった思い入れの強い作品、私だったらこうは演じない、もっと本気で心をこめてやってほしい、と素人ながらに思ってしまったのでした。

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こう思った原因はおそらく…
TVで放映されるものというと映画やドラマがメインなので、舞台を放送すると
舞台に特徴的なセリフの発声や演技が、TV画面を通すことで不自然に見えてしまった
からでは、と思います。

それにしても、自分がこんなことを書いていたことは勿論、一度舞台を見ていたことをすっかり忘れていたことにびっくりです。

今年の公演は終わりましたが、NHK-BSの収録に来ていたそうなので、そのうちまた放送してくれるのではないかと思います。
今度は、TVで舞台を見て、どんな感想を持つかなぁと思います。

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