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2009年12月に作成された記事

ラスト・グインサーガ

5月に亡くなった作家、栗本薫さんのライフワークともいえる「グインサーガシリーズ」の
最終巻(第130巻)が、昨日出ました。

今まで、栗本さんがなくなっても、生前に書き溜めた原稿があったので、
6、8、10月と、それぞれ1冊ずつ続きが出ていたのですが、
ついに最後の本となってしまいました。

覚悟していましたが、本屋で手に取ってあまりの薄さに愕然としました。
パラパラめくってみると、本文は殆どない…
どのように終わるのか怖くて、まだ読めません。
読みたいのに読めない、こんな気持ちは初めてです。

30年前に第1巻「豹頭の仮面」が出て、何十年も読み続けてきたのに、
もうこれで終わりかと思ったら、
なんだか作者の死だけでなく、作品の死という 二重の死を味わっているようです。
今になって、作者が亡くなったことをひしひしと感じている状態です。

この巻の登場人物を見たら、私が一番大好きな人物の名前がありました。
その人のことを最後まで読めるのはうれしいけれど、途中でプツンと終わるのを
見るのは本当に怖いです。
それが最後の言葉となって、人物も一緒に死んでしまうようで。
彼以外の大勢の人物についても、この先どうなるのか知りたくてたまらない
状態で終わってしまうかと思ったら、ますます最後の本を開けなくなります。

こんなことなら100巻で完結しておいてくれればよかったのに…
とりあえず、落ち着いたら一気に読みたいと思います。

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