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仕事始め・仕事納め

今日から仕事が始まった人が多いと思いますが、私は今日が郵便局のアルバイトの仕事納めでした。

最初は狭くて散らかってみえた部屋も、数字が並んでいて訳のわからなかった「区分棚」も、使い込んだ指サックやダンボール製の「戸別組み立て箱」も、ざわざわした空気も、みんな懐かしいものになってしまいました。
年賀状の時期だけ登場する木製の「さお」も片付けられて寂しくなりました。

世間は年末の慌しい空気から、人気のない静けさ、そして再び人が動き始める空気と変わっていったのに、
郵便局内は外と関係なく、いつもバタバタと人が動き回っていました。

結局、やった作業といえば、郵便番号で分けられ、さらに丁目ごとに分けられた郵便物(主に年賀葉書)を、番地ごとに分け、区分棚に分け、道順ファイルごとに分け、一軒ごと(それも配達順)に分けた、ということになります。
これらは全部手作業です。
そして、私の見たところ約3-5%の割合で、転居したり住所が違っていたり該当する宛名が無い不明の葉書が発生していました。
割合は少なく見えますが、何千枚もの郵便を扱うと、この数字は膨れ上がり、そのたびに作業の流れが中断されてしまいます。
すべての区分けを終えた後、転送の申請がを出ている分については新しい住所を書いたシールを貼り袋に入れて配送に回し、その他の分は徹底的に調査して、それでも分からなければ差出人に戻します。
これらの作業は、普通の郵便の仕分けをするのと同じくらい時間と手間がかかっています。
宛名の間違いや不完全な宛先には、本当に参りました。
こんなことに日々対処している職員の皆さんに頭が下がります。

店を経営しているところは、普段は店と住居と別々に配達しているのですが、お正月は店が休みだから、店の分も住居に配達するなど、こまかな気配りがされていることも、よくわかりました。
ちょっと時代錯誤といってもいいくらい、人の手が関わっている仕事だと思います。
そして、誰がどこにどんな家に住んでどんな仕事をしているかまでわかっている、もしかしたら誰よりも地域の情報に詳しい人たちが働いています。

今まで、郵便が配達されているのをあたり前に思っていましたが、こんなに大変な作業のおかげだったのかと初めて知りました。
私の仕事は今日で終わりですが、一生忘れられないいい経験ができたと思います。

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