« 2003年10月 | トップページ | 2003年12月 »

2003年11月に作成された記事

見てきました ~身近なのに知らなかったもの~

9月~12月末まで、東京国際フォーラムで「人体の不思議展」を開催しているというので、混まないうちにと行ってみました。
平日の昼間に行ったのですが、それでもかなりの混雑。
最初の展示物から人が群がって、ケースを覗く隙間もないほど。

ここに展示されているのは本物の人体。医学研究のために献体されたものが何十体とあります。
それらが、スライスされていたり、臓器だけ出ていたり、骨格だけ、神経だけ、血管だけ、とさまざまに加工(?)されて、生々しく展示されているのです。
本物の人体の中を見る機会など今までにあったでしょうか?
せいぜい、学校の理科室でガイコツの模型を見るとか、本で絵を見るくらいだと思います。
それがここに、これでもか、とさらけ出されているのです。

見学者が多いのも、1人1人がじっくり見ているのでなかなか進まないのも、そういった好奇心の表れだと思いました。
医学に携わる見学者も多いようで、見学者なのに解説してくれる人もいたり。(医大から派遣された解説員もいました)
病気やケガをされた方にも、どこが悪かったのかを確認するのにいい機会だったと思います。私も自分に関係のある箇所をじっくり見て「これがそうなのか~」と妙に納得してきました。

人間の体って複雑で、思ったより小さくて、生きているというのはすべての器官がきちんと動いていることなんだなぁ、と実感しました。
病気になったら医者に頼るだけでなく、誰もがある程度、自分の体についての知識をもっと持ってもいいんじゃないか、と感じました。
世間のタブーに挑戦したかのような凄い展示、多くの人に見て欲しいなぁと思います。

気持ち悪さを通り越した展示でしたが、しばらくは、ビーフジャーキー、スモークサーモン、ソーセージなどを食べる気が起きないような…(^^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見てきました ~心温まるもの~

映画館で映画を見ることは殆どない私ですが、大好きなエーリヒ・ケストナー原作の「飛ぶ教室」が映画化されたと聞いて、さっそく見てきました。

背景になる時代が思いっきり現代に移されていたのを知っていたので、違和感があったら嫌だなぁと心配していましたが、
「寄宿学校」「少年聖歌隊」という私のツボにはまるキーワードを聞いてしまったので、これはもう見るしかない!。

子供達はまさしくケストナーの作品そのものでした。
まだ12歳くらいでも、自分の置かれた立場を理解し、悲しみや孤独に耐え、正義心や勇気を持ち、友情に厚く、誇りや夢をもち、冷静に大人を見ている…それぞれに個性があって魅力的で、心から応援したくなる頼もしい子供達!
もしかしたら、彼らは小さいだけで大人以上なのかもしれません。

これはケストナー色の子供かもしれませんが、アメリカ映画にはないヨーロッパ的、いやドイツ的な雰囲気を存分に味わいました。
聖歌隊の演奏シーンも素晴らしかったし、まだこんな世界があるんだなぁ、と安心できる心温まる映画でした。

ちなみに私が一番好きなケストナー作品は「ふたりのロッテ」ですが、こちらの映画化されたもの(1993年)は原作とは違う雰囲気だったので、私には馴染めませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

名前を取り違えられた鳥

"ヒンカララ…"と、馬がいななくように鳴くことからコマドリと名づけられた鳥がいます。
赤くて小さなかわいい鳥です。
鳴き声が美しいので、ウグイス、オオルリと並んで、日本三鳴鳥とされています。
学名はErithacus akahigeです。

一方、同じように赤い小鳥でアカヒゲという鳥がいます。
沖縄の方に棲んでいて、日本でしか見られない鳥です。
この鳥は「天然記念物」であり「絶滅危惧種」でもあります。
学名はErithacus komadoriです。

あれ?と思いませんか?
コマドリの学名が"アカヒゲ"で、アカヒゲの学名が"コマドリ"になっています。
19世紀、これらの鳥に学名をつけた人が二種類の鳥の標本を取り違えて、そのまま間違えた学名になってしまったんだそうです。
いつ気がついたのかわかりませんが、もう遅かったんでしょうね。
生物学界では有名な話だそうですが、私は鳥の本を見ていて今頃になって気づきました。
ウソのような本当の話、あるものですね。

そういう私は、明日初めてバードォッチング検定なるものを受験します。
都会の鳥しか知らない私がどこまでたちうちできることやら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2003年10月 | トップページ | 2003年12月 »