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「トーマの心臓」が舞台に!映画に!

漫画家、萩尾望都さんの代表作「トーマの心臓」
25年前に出会ってからずっと私の最も好きな作品の一つでした。

2002年12月1日の深夜、NHK-BSで、「トーマの心臓」の舞台が放送されると知って、始めて舞台化されていたことを知りました。
この時放送されたのは"Studio Life"2001年の舞台です。

見てびっくり。セリフの忠実さ!マンガの内容そのまま。舞台装置も宗教曲がメインの音楽も、原作の雰囲気をよく表現しています。
ところが...いくら登場人物がマンガと同じような格好をしていても、同じセリフを喋っていても、「違う!」と思わざるを得ませんでした。
10代前半の少年たちを、しっかり声変わりした大人たちが演じています。それは仕方ないとしても、もっと演技でカバーして欲しいと思いました。純粋な少年たちが、男同士の不自然な形にゆがめられ、セリフも観客まで届かせようとするためか、繊細な気持ちが出ていません。原作に忠実にしようとするあまり、逆にぎくしゃくした感じになってしまった気がします。

学生の頃、友人たちと役を決めて演じあった思い入れの強い作品、私だったらこうは演じない、もっと本気で心をこめてやってほしい、と素人ながらに思ってしまったのでした。

「トーマの心臓」は来年2-3月にも全国で上演されるそうです。詳細はこちら

それから調べていてもう一つ知ったこと。「トーマの心臓」をモデルにした映画が既にできていたそうです。
「1999年の夏休み」(1988年公開 監督:金子修介)。
登場するのは4人の少年ですが、演じるのは少女たち。これも気になるので、DVDの注文をしたところです。
映画のロケ地の中には、横浜市の大倉山記念館セント・ジョゼフ・インターナショナル・スクールがあるとか。
どちらも市民の私にとっては訪れたことがある場所だけに、こんな身近な場所が!と、びっくり。

セント・ジョゼフ~の方は、百年の歴史を持ちながら2000年に廃校になり、跡地に高級マンションが建設されている(付近住民は猛反対したのですが)場所でもあります。
もう映画の中でしか在りし日の姿を見られないのかもしれません。
毎週のように入る例のマンションのチラシを見ながら、映画のこと、「トーマの心臓」のことを思い出そうと思います。

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